地域おこし協力隊も移住の入り口
こんにちは!管理人の塚田です。
今回は、地域おこし協力隊についてのお話です。
現在、常陸太田市が地域おこし協力隊(以後、協力隊)を募集されています。
お試し住居や2地域居住など移住の入り口は複数ありますが、募集中の活動内容に共感できれば協力隊から入るのもオススメです。
目次
地域おこし協力隊という制度をご存知でしょうか?
地域力の維持や強化を図る活動を行いながら定住するための基盤を作る取組みです。
2009年度から総務省によって制度化されました。
募集する自治体によって活動の内容や条件・待遇などが異なりますが、概ね1年以上3年未満の任期中を通じて地域の方々と関わりながら地域活性を目指しつつ、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
僕の移住の入り口は、協力隊でした。
正確には「同じ時間働くなら、自分が住みたいと思った地域が抱える課題の解決に挑戦したい」と思ったので、移住先での仕事として協力隊を選んだ感じです。
応募した当時は、4つぐらいの活動枠から募集されていました。
その中から僕が選んだのは、現在も引き続き行っている「移住支援」の活動です。
移住したばかりだからこそ出来る支援があると思ったのですが、その予想は当たりました。
移住した経験や移住後の暮らしの全てが、移住を考えている方々の役に立つ。
そんな状況なので、いつからか、仕事と暮らしの境界線が良い意味で無くなっています。
協力隊の報酬
お金の面でいうと、法改正等で待遇が良くなっています。
1年ごとに2万円ずつ上がり、3年目では月22万円。(常陸太田市の場合)
そのうえ、家賃やネット回線料は無料です。(活動経費で支払い)
僕の時は、月16万円台でした。
それでも家族4人(大人3人・幼児1人)で暮らせていけちゃいました。
家賃がかからなかったのも大きいですね。
お金以外の報酬は、活動した分だけ得られます。個人的に大きかったのは、
(1)知識やスキルを得る時間が3年もあったこと。地域の方から教えていただいた「3方良し(相手良し、自分良し、地域良し)」という概念や身につけた知識・スキルなどは、今の僕にとって宝物です。
(2)人脈が半端じゃなく拡がったこと。興味があるイベントなどに参加するうちに、知り合いや友達がどんどん増えていきました。足し算じゃなく、掛け算って感じです。おかげで充実した暮らしに繋がってます。
「協力隊あるある」の3年後問題(任期満了後の収入など)は、上記の(1)と(2)によって僕は解消されました。
好きな事をやって暮らしていく。
僕は、誰かの役に立ちつつ、色々な方々と出会って今まで知らなかった事に触れる事が好きです。
そんなことが頻繁に訪れる今の暮らしが楽しすぎた結果、起業までしてしまいました。
当時、町内会のシステムすら知らない地域活動の素人だった僕が、移住支援を始めてから4年半が過ぎました。(協力隊として3年、起業して1.5年)
移住を考えている方から支援に係る費用をいただいていないので活動費を生み出す難しさはありますが、問題なく楽しく暮らしています。
それは、協力隊の活動で出会った方々のおかげです。(もちろん、それまでに出会ってきた方々がいたからこそ、今の自分があるわけですが。)
例えば、移住支援をさせていただく方々が、「何」を目的に移住を考えられているかは十人十色です。
正直なところ、僕には的確にアドバイスを差し上げることが出来ない事柄もあります。
そんな時、勉知庵のサポーターや友達を紹介をさせていただいています。
他にも僕自身が紹介を受けたり、空き家情報をいただいたり、支援以外の仕事を一緒にしたり。と、様々な方々とサポートし合っています。
仲間や支援してくださる方々がいるって、本当に大切なことですね。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
協力隊や移住にご興味がある方はぜひ、下記のフォームからご相談くださいね^_^
あなたにとって、最高な移住先が見つかりますように。
オンライン相談のお申込み(ZOOM、Mail、Telでお受けします)(現地相談も可能)
https://bokurato.com/otameshijuukyo/page-187/
常陸太田市地域おこし協力隊 募集ページのリンク
http://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/page007300.html